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鳥取県鳥取市の建築・設計事務所
モンゴル記〜実生活体験編〜
モンゴルへ行っていました。(~_~;)

私こと鳥越は2006/8/6から11/7までちょうど3ヶ月間、モンゴル国に行っておりました。むろん観光でもなければ、相撲の修行でも有りません。れっきとした「設計のお仕事」をして参りました。

モンゴルにいる間、宿舎ではTV・ラジオ以外にこれといった娯楽も無く、暇に任せて毎日の記録(世間で言うところの「日記」ですね)を付けていました。
その中から、モンゴルで見た事・聞いた事・思った事等を脈絡無くUPしてきたいと思います。

観光情報はネット上に沢山出回っているので、そちらに任せることにして観光でなく実生活で感じたモンゴルを紹介したいと思います。

モンゴル01←走る車から撮った一番「モンゴル」な風景(8月中旬)
道からこの位離れてくれていれば安心して運転出来ますが・・・






モンゴル02←こんな風に立たれてしまうと・・・怖いです (>_<")
ランクルやパジェロを時速100〜120kmで走らせますからブラインドコーナーの先がこんなだとホントに危ないです。



もしも轢いた場合は車側に弁償の義務が有ります。(まぁあたりまえか・・)
ちなみに写っているのは珍しい「ヤク」で、一度食べましたが顎が疲れました。


モンゴル03←モンゴル第二の都市・ダルハン市で良く利用した「ナランホテル」





屋根が工事中で小屋組がむき出しですが心配御無用!!営業してます!(>_<")
「雨は降らないからノー・プロブレム!」
その上蚊が多くて蚊取り線香を取出すが、なんとも効きが悪い。
退治はできず、なんとか「避け」になる程度・・・

朝食は目玉焼き(モンゴルの卵は黄身の色が薄く「レモン色」です)
・羊ハム・パン・・・の予定が結局最後までパンが出て来ませんでした。

フロントのおねーさんは結構日本語が上手でびっくりしました。
大学の専攻科目で「日本語」が人気らしく日本語を話す人(特に若い女性)は、結構多いらしいがそれを生かす職(日本法人・通訳・ガイド等)が有るのは殆どが首都ウランバートルとの事。

このダルハン市から200kmも北へ行けばロシア国境で、近くにバイカル湖が有ります。


モンゴル04←道路が丘を越えるような所の頂上には必ず「塚」が有ります。

「オボー」と言いって旅の安全を御願いする所で小生ら一行も賽銭20トグルス(日本円で2円ですね)で周りを三回廻ってお祈り。

こんな周りに何も無いところにも真っ黒になった子供が二人。
どうも浮浪児でお供え物を狙ってるようで彼らには食べ物のほうが良かったんでしょうか?


モンゴル05←モンゴル第三の都市・エルディネット市の丘に立つ銅山発見の記念モニュメント。

とある日曜の午後、アパートのすぐ近くなので一人で登ってみました。


まぁ50m位の丘で階段も有るのでだらだら歩いても15分で頂上です。
西側(写真で左側)に町が一望でき、南には銅鉱山から出た巨大なボタ山が異様な雰囲気でそびえてます。

星空だけでなく空の青さも印象的で雲がそのまま地表に影を落とし何とも壮大な風景です。確かにこの環境の中では5分・10分にカリカリするのは阿保らしくなります。
昼頃は結構な人が居ましたが、3時頃にはまばらになり30分程・・ボ〜としてました。
ここは町唯一のデートスポットとのことで数組の若者グループが草原の方で騒いでいました。


モンゴル06←その巨大な「ボタ山」です。

たぶん町から10km程でしょう。ここエルディネットの銅山は世界の5指に入る規模を誇り!この町をモンゴルで唯一自活できるだけの経済力を持たせています。

人口は10万人程で、確かにこの町は埃やごみが少なく綺麗な印象が有りました。

以前町で見かけた光景>午後五時過ぎに市内を車で走っていたら向こうからサイレンを鳴らしたパトカー(ジープタイプ)に先導された十数台のバス!

前周りの車は路肩で一時停止。聞けば銅山炭鉱労働者の専用送迎バスとのこと。
町の主産業ゆえの特別な扱いらしいです。車中の人は皆寝てました。

8月の下旬ですが、草や木立は初秋の風情となっています。



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