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鳥取県鳥取市の建築・設計事務所
2014年11月のアーカイブ
2014年11月01日
モダニズム建築 「神戸近郊を訪ねて」

DSCN0041第12回 兵庫・鳥取建築士会交流会

12回目になる交流会は兵庫県の担当、明石大橋のふもとにある舞子公園から始まった。

◇孫文記念館は、兵庫県神戸市垂水区舞子公園内にある博物館。旧称は孫中山記念館(そんちゅうざんきねんかん)。

八角形の中国式楼閣『移情閣』は1915築の現存する日本最古のコンクリートブロック造建造物で、国の重要文化財に指定されている。

辛亥革命の父と仰がれる孫文(孫中山)を顕彰する日本で唯一の博物館である。DSCN0052ガイドさんが、「この施設はあくまでも呉錦堂の建物であり孫文のものではない」と何回も強調されていたことが耳に残っている。

◇旧武藤家別邸洋館は、兵庫県神戸市垂水区にある西洋館

別称は旧武藤山治邸(きゅうむとうさんじてい)、および旧鐘紡舞子倶楽部 。舞子公園は明石大橋建設の際の埋め立て地、国道2号線からはかなり海側に造成された。DSCN0060

武藤山治逝去後の1937昭和12年)には鐘淵紡績に寄贈され、「鐘紡舞子倶楽部」と厚生施設になる。DSCN0075構造 - 木造、地上2階建、下見板張り、天然スレート葺(※管理棟は木造一部RC造2DSCN0110階建)

◇舞子ホテル兵庫県神戸市垂水区にある山陽電気鉄道グループのホテルである。

1919(大正8年)に日下部汽船迎賓館兼日下部久太郎別邸として舞子海岸を見下ろす高台に建設された洋館茶室・大広間棟・奥座敷の施設群に、旅館棟と楼閣を増設して、1942(昭和17年)に舞子ホテルとして開業した。DSCN0106また、設計者や建設会社がいまだにわからないという謎を残している。

洋館 - 1919(大正8年)竣工、煉瓦造、化粧煉瓦貼り、地下1階・地上3階建、兵庫住宅百選、神戸建築百選

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◇神戸文学館Kobe City Museum of Literature)は兵庫県神戸市灘区にある近代文学館

館建物は1904に、関西学院初代チャペルとして建設(M・ウィグノール設計)され、後に神戸市立王子図書館、王子市民ギャラリーとして親しまれた歴史的建造物を使用する。

明治22年(1889) 神戸郊外の原田村に、アメリカの宣教師 ウDSCN0128ォルター・ラッセル ・ランバス氏によって関西学院を創立
明治37年(1904) アメリカの銀行家、ジョ ン・ブランチ氏 他の寄付により礼拝堂として建てられ、ブランチ・メモリアル・チャペル と呼ばれていました。
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平成 5年(1993) 神戸市立王子市民ギャラリーとしてオープ 設計は一粒社ヴォーリズ建築事務所、建築は新井組平成12年(2000) 景観形成重要建築物等の指定 (神戸市都市景観条例)
平成18年(2006) 12月4日新たに「神戸文学館」として、リニューアルオープン
平成20年(2008)3月国登録有形文化財に指定 (文化庁 登録番号 28−0303)

◇兵庫県立美術館王DSCN0151子分館 原田の森ギャラリー

兵庫県神戸市灘区原田通にある美術館である。

平成14年4月に兵庫県立美術館「芸術の館」がHAT神戸に開館されたことにより、旧・兵庫県立近代美術館を活用し、その分館という位置づけで、平成14年10月1日に貸しギャラリーとしてオープンした。
 我が国を代表する建築家の村野藤吾 最初の美術館作品として
1970竣工、の作品でもある。村野流の美しい照明配置と階段は健在である。
 また、この地はかつて「原田の森」と呼ばれており、大正末期には新進の芸術家たちDSCN0153が新興美術運動を巻き起こした場所でもあった。このような歴史的背景を踏まえ、当館は全国の都道府県立のギャラリーとしては日本最大級の展示面積を誇る造形芸術の拠点として、運営をされている。また、
2012年(平成24年)11月

には旧西館を横尾忠則現代美術館として開館している。

敷地面積  6,564.91屐延床面積  1,0431.24

◇竹中大工道具館

新しい大工道具館が建つのは、六甲山の麓。緑豊かな庭の中にある。建物は地上1階、地下2階として存在感を抑え、敷地にあった茶室は残し、樹木の伐採も最低限に留めている。そこは都市の中にありながら、まるで森に包まれたオアシスのような場所。
地上階の透明感あふれるガラス張りのロビーには、地元の木工作家たちがつくった木DSCN0159のテーブルとチェアを用意。海側には新しくつくられた枯山水の日本庭園を、山側では六甲山の雄大な山並みを楽しみながらくつろぐことができる。地下の空間にも自然の光と四季のうつろいを取り込むため、大きな中庭を設けられている。

建物の四周を覆う壁は京都の聚楽土を混ぜた漆喰で仕上げている。さらに内側は桂離宮でも用いられているパラリ仕上げ。中庭まわりの屋内空間は、風化した版築壁をイメージした土壁削出し。雨風を防ぐ屋根は淡路のいぶし瓦。美しいむくり屋根で来館者を迎える。
地上階のロビーは伝統の職人技と現代の建築技術が融合した大空間。建物の骨格をつくるのは存在感を消した鉄骨材。構造技術を駆使して内部にDSCN0166柱のない大空間を実現している。一方、天井は天然の無垢材を使った伝統の舟底天井。木組みの技を用いてスッキリとして温かみのある空間がつくり出されていた。
そのほかにも名栗仕上げの自動ドアや、鍛冶が鍛造で仕上げた案内サインなど細かなところに職人技で工夫を凝らしている。DSCN0185

(多くの文章は各HPとWikipediaから引用。)

◇神戸女学院大学DSCN0202Kobe College)は、兵庫県西宮市岡田山4-1に本部を置く日本私立大学である。1948に設置された。

母体となった学校の起源は「女子の寄宿学校」(通称「神戸ホーム」)で、米国から来日したキリスト教宣教師イライザ・タルカットジュリア・ダッドレーにより1875年(明治8年)、兵庫県神戸市神戸区(現 中央区)に開校された(のちに兵庫県西宮市に移転)。その後「神戸英和女学校」、次いで「神戸女学院(Kobe College)」と改称され、第二次世界大戦後の学制改革に従って、1948年(昭和23年)に新制女子大学となった。キリスト教の教えに基づいた「愛神愛隣」の建学精神を基盤に、個性と自由を尊ぶ全人教育を目指している。校章は三つ葉のクローバーに“KC”の文字が入り、スクールカラーは濃青色で「平和」と「真実」とを表す。キリスト教学校教育同盟加盟校。

キャンパスは創立以来長く神戸市にあったが、1933年(昭和8年)、摂津尼崎藩主桜井家(旧・桜井松平家)が所有していた西DSCN0204宮市岡田山にキャンパスを移転した。近隣の関西学院大学聖和大学(現・関西学院大学教育学部)と同じウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるスパニッシュ・ミッション・スタイル(南地中海様式)の優美な校舎は、淡いクリーム色の外壁と赤銅色の瓦が特徴的。また、国土交通省近畿地方整備局は神戸女学院大学キャンパスを阪神間モダニズムにおけるヴォーリス設計事務所代表作として紹介している。「神戸女学院」の名称で2014年9月18日に重要文化財に指定されている。なお、重要文化財に指定されているのは12棟DSCN0206であるが、葆光館は神戸女学院中学部・高等学部が使用している建物であるため、大学として指定されているのは残り11棟になる。また、パーゴラが附(つけたり)指定されている。

重要文化財とは、日本国内に所在する、建造物、絵画、彫刻、工芸品DSCN0215、書跡、典籍、古文書その他の有形無形の文化的所産の中で、歴史上又は芸術上価値の高いものを文化財保護法に基づいて国(文部科学大臣)が指定した文化財のこと。このたびの指定は、DSCN0218建造物に該当する。対象となるものは以下の12棟。
総務館、講堂及び礼拝堂(ソールチャペル)/図書館(図書館本館)/文学館/理学館/音楽館(音楽学部1号館)/体育館(第一体育館)/葆光館(中高部)/社交館/ケンウッド館/エッジウッド館/汽罐(きかんしつ)/正門及び門衛舎

カテゴリ: スタッフブログ at 2014年11月01日 │(トラックバック:0)